オススメ本① 【貞観政要】
現代のリーダーシップ論のすべてが、1300年前の古典に詰まっていた
マネジメントや組織の人間関係に悩むすべての人に、ぜひ読んでほしい一冊が『貞観政要(じょうがんせいよう)』です。
これは中国史上、最も平和で繁栄した時代を築いた唐の皇帝・太宗と、その部下たちの「リアルな対話録」です。
本書を貫くテーマは一つ。**「優れたリーダーほど、耳の痛い正論(諫言)をあえて部下に言わせ、それを素直に聞いて自分を律した」**ということ。
新しく始めるより、今の成功を維持する方が圧倒的に難しい(創業と守成)
イエスマンばかりを周りに置くと、組織は内側から腐る(兼聴と偏信)
現代のコーチングや心理的安全性、セルフコントロールの重要性が、1300年も前に完成された形でビジネスに使える知恵として凝縮されています。徳川家康や明治天皇が終生の教科書とした理由がよく分かる、リーダー必読のバイブルです。
オススメ本② 【言志四録】
他人の目に振り回されない、圧倒的な「自分軸」をつくる一冊
SNSの評価や職場の人間関係など、何が正解か分からない時代だからこそ、強くオススメしたいのが佐藤一斎の『言志四録(げんししろく)』です。
江戸時代の天才儒学者が、40年以上にわたって「いかに生きるか」「どう心を整えるか」を書き留めた1,133条の語録です。
本書が教えてくれるのは、究極のセルフコントロール術です。
人には春の風のように優しく、自分には秋の霜のように厳しく(春風秋霜)
過去や未来に惑わされず、目の前の「いま」に全力を注ぐ(主一無適)
いくつになっても学び続ければ、その精神は朽ちない(三学の訓)
テクニックやノウハウではなく、自分の内側にある「志」を鍛え直してくれる本です。心がブレそうになったとき、パラパラと開くだけで背筋が伸びる一生モノのバイブルです。
